山中油店では、オリーブオイルをイタリアから直接輸入しています。
ですから、生産者の方々とお会いし、畑を見せていただいたり、工場を拝見したり、
時にはコーヒーやワイン、お食事をご一緒したりして、
生産者の方々のお人柄を知り、お互いの親交を深め、
安心して皆様にお届けできる、美味しいオリーブオイルを選んでいます。
11月15日、ただいま、収穫真っ最中のイタリアに、久しぶりの出張に来ております!
生産地で試食させていただいて、これは!と思った搾りたてのオイルを見つけてきました。
まず、サルデーニャに行ってまいりました。
イタリア本土と異なる文化や伝統を持ち、
皆さん、自分の生まれたところに誇りを持っておられます。
サルデーニャ島の北西部に位置するイッティリで
「Marella」を生産しておられるサルバトーレ・サンナ氏を訪ねました。
「Marella」の使用品種はボザーナ100%。
サルデーニャのこの地域で特有の品種です。
奥様に「お料理に使うのはオリーブオイルだけ?」と聞くと、
「もちろん!エキストラヴァージンオリーブオイルだけ。
しかもサルバトーレは、ボザーナじゃなければダメなのよ!」
昨日搾油したばかりのオリオ ノヴェッロを試食させていただきました。
とても新鮮な野菜の香り、青みが強く、辛さもあるのにフルーティーでもあり、
今の時期によく食べられるアーティチョークのようなほろ苦さが広がります。
Buono!!
早速発注させていただきました。
MarellaのOlio Novello、今年もお楽しみに!!
サンナ家のお宅にお邪魔して、一族の古い写真や伝統的な民族衣装を見せていただきました。
お昼ごはんをご馳走になりましたが、そのときにいただいた、
新鮮なアーティチョーク(生で!)、羊のリコッタチーズ、ボッタルガ(からすみ)、
そしてもちろんMarellaの搾りたてオリーブオイルをたっぷり!という一皿が
今回の出張中、私の最もお気に入りの一皿になりそうです!!
もうひとつ、搾りたてのオイルをお届けします。
皆様おなじみ、人気のZefiro、そう、シチリアに11月19日に移動し、生産者を訪問いたしました!
オーナーである、ピエールパオロ氏はまだ若いけれど、
情熱を持った3代目の生産者です。
シチリア島の最も北西に位置し、塩田が広がる町、トラーパニに生まれ育ち、
「最も好きなオリーブオイルはZefiro」と言います。
この写真よくご覧いただくと、塩田の後ろに虹が見ていただけます!
Zefiroは、この土地のD,O.P.であるValli Trapanesiの認証を受けており、
チェラスウォーラ 70%、ノチェラッラ・デル・ベリーチェ 20%、ビアンコリッラ 10%
でブレンドされています。
今回は、このZefiroのBIO(有機栽培)のOlio Novelloを限定数量でお届けします。
青いトマトのようなすがすがしさが引き立っています。
ラベルはいつものZefiroと異なり、斬新なイメージです。
こちらもMarellaと一緒に、早ければ、12月10日ごろから
店頭およびインターネットで販売を開始する予定です。
生産者の方々の収穫の喜びと感謝の気持ちで搾りたてのオリーブを
本当に楽しみにして、この時期を迎えられます。
日本の皆様にも、イタリアの「旬」を、心をこめてお届けいたします。