国産オリーブのタプナードは意外にも「白ごはん」に似合う                          【国産オリーブ商品】蒼のダイヤ タプナード

エッセイスト 湧月りろ

おかみの浅原貴美子さんが書かれていた朝ドラ『ばけばけ』の“暗さ”。
いにしえの暮らしに想いを馳せてみれば、食用油とはまた違う油の一面がそこにある。
電気による照明がなかった頃、人々にとって夜という時間はどのようなものだったろう。
闇に包み込まれた町や家に光をもたらす小さな灯。
その安心感、その温かさたるや、我々が想像する範囲をはるかに超えていたに違いない。
かつての人々にとって、その灯を与えてくれる「油」がどんなに貴重で大切な存在だったのか。
いやはや、油の歴史は奥深い。

 

先日、素晴らしい国産オリーブオイルが油店に入荷した時には、国産オリーブの歴史について少し教えていただいた。
日本でオリーブの栽培が本格的に始まったのは100年ほど前だが、それこそひと言では表せないような苦労や試行錯誤の末、こんなにも美味しいオリーブオイルを作り出せる現状に至った。
思い出してみれば、私が初めてオリーブの木を見たのは確か小学生の頃、小豆島のオリーブ園だった。
もう45年ぐらい経つだろうか、あの頃はまだ「珍しいものを見に行こう」というようなイメージで、国産のオリーブオイルもまだまだ発展途上だったように記憶している。
それが今や、国産オリーブでこんなにも美味しいオリーブオイルが生み出されているのだ。
いやはや、やはり歴史というものはじつに奥深いものである。

 

さて、そんな国産オリーブで作られた魅力的な商品を皆さんはご存じだろうか。
口にした人がみな大絶賛! 売り切れ御免の限定販売「蒼のダイヤ タプナード」だ。

 

 

今だけの商品。チャンスを逃さないでくださいね!

 

香川県・多度津町。
瀬戸内海に面し、地中海のような温暖な気候に恵まれた町だ。
さんさんと陽の当たる山の斜面に、「蒼のダイヤ」のオリーブ畑が広がる。
この豊かな土地で育まれたオリーブの実をていねいに収穫して塩漬けし、オリーブオイル、ケーパー、にんにく、アンチョビなどを絶妙なバランスで合わせてペースト状にしたものが、人気の「タプナード」である。
貴重な国産オリーブの実をふんだんに使った贅沢な一品なのだ。

そのままパンにつけたり、パスタやサラダに混ぜ込んで味わえば間違いなく誰もが「美味しい!」と頷く逸品。
白身魚にもよく似合い、お刺身にそのままトッピングするだけで本格的な料理になる。

 

 

これだけでご馳走になる!

 

そしてもうひとつ、おススメの食べ方がこれ。
おかみさんに教わったのだが、なんと「白ごはんにのせて」食べるのが美味しいとのこと。
シンプル過ぎて逆に意外だった。
さっそくやってみると、これがまぁよく合うこと!

 

 

あつあつご飯にのせるだけ

 

ご飯にのせると不思議なことに、にんにくやアンチョビの香りがとてもやわらかくなって、パンにつけるよりもアッサリと感じる。
オリーブの実と、オリーブオイルの爽やかな風味のせいだろうか、次々と食が進む味わい。これは止まらない。

 

こんなに白ご飯に似合うのなら、きっとおにぎりにしても美味しいはず。
そう思い付いて、ちりめんじゃこ&タプナードにお醤油を数滴落としたものを作ってみた。

 

 

ちりめんじゃことの相性、最高!
海苔の風味も似合います

 

これは大成功!
本当に美味しいので、とりあえずやってみて欲しい。
こんなに簡単に作れるのに、なんだか凝った料理みたいな味になるのがポイントだ。
お醤油とタプナードの相性、そして海苔との相性がとてもいい。

 

ご飯に合う。海苔やお醤油に合う。そしてお魚に合う。
となると、これは手巻き寿司に最適ではないか。
お刺身にカイワレ大根やスライス玉ねぎを添え、タプナードをトッピングした手巻き寿司。
最高に美味しいこと、間違いない。

ちょうど今日はひな祭り。
今夜のお祝いメニューに、この国産オリーブのタプナードを置こう。
女の子の成長を祝うように、国産オリーブの成長にも思いを馳せる夜になりそうだ。

2026年3月3日

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