純粋で無垢なあられが新登場! あっさりなたね油の本領発揮
エッセイスト 湧月りろ
2026年5月、魅力的な新商品が登場した。
山中油店の揚げ油の中で人気ナンバーワン「あっさりなたね油」を使ったオリジナル商品
「あっさりなたね油のあられ」である。
毎月第三土曜日に開催されている山中油店マルシェでもお馴染み、京のあられ専門店「ゆりやいっぷく」さんとのコラボ商品だ。
昨年末に持ち上がったアイデアをもとに、数カ月に渡る試行錯誤を繰り返してついに完成した渾身の一品。
これがもう不思議なぐらいパクパクと手が止まらず、クセになる美味しさなのだ。


この美味しさには、ちゃんとした理由がある。
まず、なんと言っても使う油が“いい油”であること。
「あっさりなたね油」はオーストラリアの契約農家で愛情をかけて育てられた、遺伝子組み換えでないキャノーラ種(セイヨウアブラナ)を圧搾法のみで搾油したものだ。
一般的に市販されている大量生産の食用油は、薬品を使って化学的な方法で油を抽出するものがほとんどだが、“圧搾法”というのは薬品などを一切使わず、ナタネをギュッと搾って油を取り出す方法である。
薬品を使えば搾りかすからもさらに油を取ることができるため、価格を安く抑えられる。
しかし、あえてそうしないことで、素材が持つ本来の味わいを油に閉じ込めることが出来る。
圧搾法だからこそ、純粋で美味しく、体にも安心・安全な素晴らしい油が生まれるのだ。

そんななたね油の中でも、特にあっさりとしたこの油は、素材の味わいを存分に生かしてくれる軽やかさが一番の特長だ。
この油を、もち米の生地に薄くからめて焼く“ノンフライ製法”によって、このあられは作られている。
ゆえに、油が浸透し過ぎることもなく、もち米の味わいや香りもしっかり感じられる、サクッと軽い仕上がりになっているのだ。
さらに、油の良さを生かすために、とことん話し合われたのがあられの素材。
国産のもち米だけを使用し、味付けも無添加の塩のみ。うま味を添加するアミノ酸なども一切使われていない。
食感にもこだわり、口の中でカリッと心地よい歯ごたえを楽しめるよう小粒に仕上げられているのも、やみつきになる理由だ。
素材の良さというのは、あとくちでわかるものだ。
サクッ、カリッとした食感と純粋な味わいを楽しんだあと、口に残る風味にみじんも嫌味がない。
これこそ素材の良さのなせる業だ。
あられが大好物である私など、普段から市販のあられをついついパクパクと食べてしまうのだが、ものによっては、しばらくすると胃の辺りから後悔の念がせり上がってくることがある。
正直、胃もたれを感じることがたまにあるのだ。
山中油店の「あっさりなたね油あられ」を食べていると、素材がいいって本当に重要だなぁとしみじみ考えてしまう。
もうひと粒、もうひと粒と、ついつい口に運んでしまう美味しさ。
どれだけ食べてもしつこさが全くなく、いつまでも美味しい。
そして後には幸福感だけが残る。胃もたれも罪悪感もゼロ!
最高じゃないか。
これからは、いい油を誰かにプレゼントする時、このあられを添えてあげよう。
きっと心も軽やかになって、笑顔の種が生まれそう。
2026年5月18日