二〇〇年の歴史を持つ四季を感じる街、古都・京都。その平安宮跡にある江戸時代から代々続く油商の暮らしから見た風景はどのようなものなのか。商家だからこそのしきたりや京都ならではの伝統行事をどのように行ってきたのか。本書は、四季とともに暮らす京町家から、写真とともに常に変化しつつも、変わらない街京都を見つめる読む歳時記。
著者紹介：山中恵美子（やまなか えみこ）山中油店五代目当主山中平三長女
京都市生まれ。同志社女子大学大学院日本語日本文化学科に社会人入学し、京都文化を専攻。現在は京まちや平安宮代表・同志社女子大学嘱託講師。京町家を拠点に京都文化を発信。
