8月29日土曜日の午後、大山崎町からえごまプロジェクト参加者の皆さんが
山中油店に来てくださいました。
前回のワークショップで作った行灯に、
ベンガラと柿渋を塗りこみ、荏油で仕上げます。
まずは、2組に別れ、
最初にベンガラ塗りをするチーム、
まず最初に「町歩きツアー」に出かけてからベンガラ塗りをするチームに分かれます。
「町歩きツアー」は、山中油店近辺の歴史探索ツアーです。
まず、歩いて5分ほどの所にある、千本丸太町バス停後ろの
「大極殿跡」に向かいます。
そこに行き着くまでに、「平安宮内裏承明門跡」「平安宮内裏内郭回廊跡」
等の石碑やプレートが次々に現れます。
解説してくださるのは、大山崎町教育委員会 生涯学習室主幹であり、
大山崎町歴史資料館館長でもある、林さん。
今回のえごまプロジェクトでも、大山崎の歴史をレクチャーしてくださいました。
小学生のお子さん達は、歴史絵巻にも実感が湧かない様子。
「ここはずっと昔、今の国会議事堂にあたるたてものがあったんですよー。
みんな、大きくなっても覚えといてねー。」
私達があなた達のような子供の頃は、そんな歴史があったことも全く知らず、
この、通称「だいごくでんのあと」の公園で走り回って遊んでました。
さて、今回のメイン、ベンガラ塗りです。
黒・茶・赤のベンガラをご用意したところ、いろんな色の組み合わせができました。
この中で、大山崎町 町長さんも一緒にベンガラ塗りを体験されました!
次回は行灯用の燈明皿作りです。