油屋のふたことみこと
その昔、油売りは柄杓(ひしゃく)から、油をたら~りたらりと流し入れながら、お客さんと世間話に花を咲かせていました。
その様子があまりにものんびりして見えることから生まれたのが「油を売る=怠ける」という言葉です。
昨今の買い物は一言も話さず済ますことが出来る店が多くなりました。
でもやっぱり専門店ではゆっくりお話しながら納得いく商品をお求めいただきたい…
お客様の満足を心より望む油売りが油を売っております。どうぞお立ち寄りくださいませ。

「サラダ油」っていったい何なんでしょう??

「サラダ油」はどんな油のことを言うのか、ご存じですか?

大正13年(1924年)、現在の日清オイリオが「日清サラダ油」の販売を始めたのが日本最初のサラダ油です。
その頃、油を使ったお料理と言えば揚げ物でしたが、西洋では生野菜にドレッシングをかけてサラダを食べる文化がありました。
ドレッシングの原料は、油と塩とお酢。
生食でも使用できる油として登場したのです。

ちょっと難しい話になりますが、実は「サラダ油」には「定義」があるんですよ。
現在「サラダ油」というのはJAS(日本農林規格)で、「0℃の温度で5.5時間清澄であること」とされています。
すなわち、低温でも濁ったり固まったりせず、さらさらした油であること。
もともとはサラダ用の食用油として開発されたものでしたが、JAS規格として定めるときに「サラダ油」の名称をそのまま油の等級を示す用語として用いたのです。

ちなみに、ドレッシングと並んでサラダに使われるマヨネーズは、1925年に誕生、キューピーマヨネーズが発売されました。

サラダ油の原料となるのは、
大豆・なたね・とうもろこし・ひまわり・サフラワー・こめ(米ぬか)など。

なお、当店では、サラダ油の取り扱いはございません。

圧搾法のみで搾った、おいしい油、安心してお使いいただける油の数々を取り揃えております。

 

油店の近くには、厳選された揚げ油でとんかつやエビフライを召し上がっていただける

カフェ「綾綺殿(りょうきでん)」がございます。

築200年の山中油店と築100年の綾綺殿で、ほっこりした時間をお過ごしいただければ幸いです。