
その昔、油売りは柄杓(ひしゃく)から、油をたら~りたらりと流し入れながら、お客さんと世間話に花を咲かせていました。
その様子があまりにものんびりして見えることから生まれたのが「油を売る=怠ける」という言葉です。
昨今の買い物は一言も話さず済ますことが出来る店が多くなりました。
でもやっぱり専門店ではゆっくりお話しながら納得いく商品をお求めいただきたい…
お客様の満足を心より望む油売りが油を売っております。どうぞお立ち寄りくださいませ。
2010年09月02日
食べるラー油は油でキマル!!
「食べるラー油」が巷で大人気。
今年の夏もよく売れたようですね。
このラー油、ご自宅でも作れます!
しかも、いい油を使うと、とっても簡単に作れます!!
今回は、芳香落花生油を使って作ってみました。
材料は、
とうがらしの粉(韓国料理で使うもの) 大さじ1
=日本の一味とうがらしを使うときには量を控えめに=
ゴマ(白ゴマか金ゴマ) 大さじ1
中華みそ or コチジャン (辛くないもの) 小さじ2
フライドオニオン 大さじ5
フライドガーリック (袋の上からたたいて細かく砕く) 小さじ2
かつお節(粉状にする) 大さじ1
砂糖(あれば、粉状の黒砂糖) 小さじ1
はちみつ 小さじ1
あれば、中華材料の花椒(ホワジャオ=四川料理でよく使われる中国の山椒)を粒のままで小さじ1〜大さじ1くらい
以上の材料を大き目の鉢に入れ、軽く混ぜ合わせておきます。
そして、
芳香落花生油 100g を170℃に熱し、
上記に少しずつジュジュジュジューッと入れながら混ぜ合わせていきます。
→→ホントに「ジュワッ」となるので、やけどしないように注意して少しずつ注いでください。
油を注ぎ終わったら、濃口醤油少々を入れて混ぜておきます。
すぐに召し上がれますが、1日置くと、とってもいいお味になります。
1ヶ月くらいは日持ちするはずなんですが、
美味しくってついつい食べちゃうので、すぐ、なくなっちゃいます。
辛さや甘さはお好みで加減してください。
ありあわせの材料でお試し下さいね。
ただし、水気が多いもの(ネギやしょうが、生にんにくなど)は、
油を加えたときにハネるので、ご注意を!
油の味わいがおいしいので、凝った材料は不要です。
ゴマはすりゴマにしてもいいのですが、
落花生油の風味を生かすために、炒りゴマを使用しました。
材料をそろえたら、簡単にできるので是非お試し下さい♪
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