油屋のふたことみこと
その昔、油売りは柄杓(ひしゃく)から、油をたら~りたらりと流し入れながら、お客さんと世間話に花を咲かせていました。
その様子があまりにものんびりして見えることから生まれたのが「油を売る=怠ける」という言葉です。
昨今の買い物は一言も話さず済ますことが出来る店が多くなりました。
でもやっぱり専門店ではゆっくりお話しながら納得いく商品をお求めいただきたい…
お客様の満足を心より望む油売りが油を売っております。どうぞお立ち寄りくださいませ。

どんと焼き

1月15日は、お正月飾りをはずす、「松の内」最終日。
朝には、小豆粥をいただきます。
今日はその注連飾り(しめかざり)を焚く、恒例の「どんと焼き」をします。
null


1月7日付ブログでご紹介した、門松や根引き松、チョロケンさんを集め、
null
山中油店ならでは、ドラム缶で燃やしていきます。
null
ドラム缶は、油が11升入るものです。
ただし、これは、油が入っていたものではありません。
以前、このために新品のドラム缶を購入したのです。

どんと焼きの火にあたると、身体はポカポカ、風邪を引かないと言われています。
一番上手に書かれた書初めが、空に最も高く舞い上がるとも言います。
この火や、残った炭で焼いたお餅をいただくと、一年間無病息災と信じられています。
null

あ、そうそう、忘れちゃいけない、
事前に、上京消防署へ「15日の○時から、どんと焼きします」と一報を入れます。

どんと焼きは、お正月にお迎えした歳神様(としがみさま)を
お送りする行事だと聞いたことがあります。
夏の盂蘭盆に、大文字の送り火でご先祖様をお送りすることも共通しているようです。

1月も半ばとなり、お正月気分を抜かないといけません。
でも、あの、年の初めの、凛とした気分は、一年中忘れたくないですね!