油屋のふたことみこと
その昔、油売りは柄杓(ひしゃく)から、油をたら~りたらりと流し入れながら、お客さんと世間話に花を咲かせていました。
その様子があまりにものんびりして見えることから生まれたのが「油を売る=怠ける」という言葉です。
昨今の買い物は一言も話さず済ますことが出来る店が多くなりました。
でもやっぱり専門店ではゆっくりお話しながら納得いく商品をお求めいただきたい…
お客様の満足を心より望む油売りが油を売っております。どうぞお立ち寄りくださいませ。

地蔵盆

この週末は、京都のあちこちで、地蔵盆が行なわれています。
おやつや福引があったり、各町内でリクレーションが考えられたり、
昔も今も、子供達が楽しみにしている京の町の伝統行事です。

ここらへんでも各町内にお地蔵さんがあり、
小さな祠(ほこら)におまつりされたお地蔵さんには、
いつもお花、お茶などがお供えされています。
null

お地蔵さんは、町内を見守ってくださる、とても大事な存在なのです。


山中油店のある下丸屋町の地蔵盆は、
油店の向かいにある倉庫の入り口を利用して行われます。

null
お寺さんに来ていただいて、大きなお数珠をみんなで回しているところ。
そのお数珠には、ひとつ、大きめの玉があって、
それが回ってきたら、持ち上げて手を合わせます(アン!するって言います)。

私が幼いころには、町内に小学生だけで25人ほどいましたが、
今は中学生まで合わせても、たったの3人。
(その代わり高齢者はその数倍!とみんな元気に自慢したはります!)

子供が少なくなっても、こうやってみんなが集まり、
「○○さん、今日はどうしはったん?」
「△△ちゃんとこも、子供さん大きならはったし、もう来はらへんなぁ」
などなど、近況を確かめあったり・・・。

お地蔵さんの周りには、ほんわか、あったかいご近所さんの風が流れているようです。