油屋のふたことみこと
その昔、油売りは柄杓(ひしゃく)から、油をたら~りたらりと流し入れながら、お客さんと世間話に花を咲かせていました。
その様子があまりにものんびりして見えることから生まれたのが「油を売る=怠ける」という言葉です。
昨今の買い物は一言も話さず済ますことが出来る店が多くなりました。
でもやっぱり専門店ではゆっくりお話しながら納得いく商品をお求めいただきたい…
お客様の満足を心より望む油売りが油を売っております。どうぞお立ち寄りくださいませ。

夏の室礼(しつらい)

京都の町家では、昔から、家の障子などの建具も「衣替え」していました。
夏の設い(しつらい。室礼は当て字なんだそうです)は、
京都盆地のうだるような暑さをしのぐ、生活の知恵だったのでしょう。

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上の写真は、京まちや平安宮
山中油店のななめむかい、東南にある、町家です。

見るからに涼しげで、風鈴の音、蚊取り線香、うちわ・・・と
なつかしい情景がよみがえってくるようです。

このような「家の衣替え」をするところ、できるところはだんだん減ってきました。
やっぱり大仕事で大変な労力が必要ですから端で言うのは容易いと知りつつ、
こんな日本の文化も大切にしたい、と思うこのごろです。