油屋のふたことみこと
その昔、油売りは柄杓(ひしゃく)から、油をたら~りたらりと流し入れながら、お客さんと世間話に花を咲かせていました。
その様子があまりにものんびりして見えることから生まれたのが「油を売る=怠ける」という言葉です。
昨今の買い物は一言も話さず済ますことが出来る店が多くなりました。
でもやっぱり専門店ではゆっくりお話しながら納得いく商品をお求めいただきたい…
お客様の満足を心より望む油売りが油を売っております。どうぞお立ち寄りくださいませ。

椿油とつげの櫛(くし)〜その3

セット用の櫛は、大人の女の人が使う櫛、と言うイメージがあります。
母や祖母の鏡台にそっと置かれていたからでしょうか。

null

祖母が髪を逆立てたり、結い上げる時にこの櫛がある場面の記憶から、
ちょっとおばあちゃんっぽいイメージがあったので、
今、自分が愛用してることに、年月の流れを感じてしまいます。


クセ毛で髪の毛のセットが苦手な私は、
髪を少し長くして、ひとつにくくってまとめ、朝の時間短縮をしています。

「目の細かい櫛は通りにくい」という印象しか持っていなかったのと
前述のおばあちゃんイメージがあるので、考えてもみなかったけれど、
「これを使うと、髪の毛がよりきれいに見えますよ」という言葉に
半信半疑ながら、希望を持って、私のつげ櫛コレクションに加えました。

ブラッシングして、梳(と)いて、まとめ上げるときの必需品。
髪に櫛目がつかず、ツヤが出たかのようにきれいに見えます。
まとめなくても、最後の仕上げにさっと通すと気分がよくなります。

つげの櫛の一番の長所は、静電気が起きないことです。
しかも丈夫で、使えば使うほど、いい味が出てきます。

何と言っても椿油と最高の相性!
椿油の上手な使い方は次回ご説明させていただきましょう。