油屋のふたことみこと
その昔、油売りは柄杓(ひしゃく)から、油をたら~りたらりと流し入れながら、お客さんと世間話に花を咲かせていました。
その様子があまりにものんびりして見えることから生まれたのが「油を売る=怠ける」という言葉です。
昨今の買い物は一言も話さず済ますことが出来る店が多くなりました。
でもやっぱり専門店ではゆっくりお話しながら納得いく商品をお求めいただきたい…
お客様の満足を心より望む油売りが油を売っております。どうぞお立ち寄りくださいませ。

意外に合います、ご飯+オリーブオイル

山中油店がイタリアからオリーブオイルを直輸入し始めたのは、今から20年あまり前。

世に言うイタ飯ブームが落ち着いて、家庭でもオリーブオイルを使う方が出始めたころです。

その頃イタリアに行くと聞かれることがありました。

「日本人はオリーブオイルをどうやって使うの?」

 

日本食と言えば、「スシ」「テンプラ」くらいのイメージしかないから「何に使うの?」と思われたようです。

その時、ふと思いついて「そうだ!やってみよう!」と試してみたのが、お寿司にオリーブオイル。

握り寿司にかけてみたら、「あらら!」 意外な組み合わせのおいしさに驚きました。

 

これはイタリア人にも食べてもらわなければ!

でも生のお魚はイタリアでは手に入らない。

そこで考えたのが、これ。   イタリアンな「手まり寿司」です。

作り方は、意外と簡単!

寿司飯を作ります。オリーブオイル入りです。

目安として、 ご飯 お茶碗 1杯分 に対し、

エキストラヴァージンオリーブオイル 大さじ1  お酢 小さじ1/2   レモン汁 少々

(レモンオリーブオイルをお使いの場合は、お酢少々を加えるだけでOK  。)

① ラップに生ハムを広げて置き、寿司飯をスープスプーン山盛り1杯ほど、中心に乗せます。

② ラップを茶巾絞りにして、丸めます。

スモークサーモンでも美味しいし、オレンジオリーブオイルを使ってもよく合います。

イタリア人が喜んでくれて「これ、家族に食べさせたいから持って帰っていいか?」と言ってくれた時、すごくうれしかったのを覚えています。

 

持ち寄りパーティーには、ラップをかけたままで持って行くと、食べるのも楽。

ご飯にオリーブオイルや胡麻油を加えておにぎりを作るレシピも最近よく出てきました。ご飯にオイル、梅干しや鰹節、おにぎりの素など混ぜて、気軽に作れます。ご飯が硬くならず、おいしく食べられるし、満腹感が増します。

ただし、油をご飯に混ぜ込むと、表面をコーティングしてくれて、乾燥しにくくなることで持ちは良くなりますが、「防腐効果」までは期待できません。特に暑い時期、湿気の多い時期、冬でも暖房がよくきいた部屋では食品の保存にご注意ください。