あぶらについて

私どもが創業したころ、あぶらといえば、お燈明(とうみょう)用に使われておりました。
それは、神さま仏さまへお供えする灯火として、人々の暮らしを照らす光として、大変貴重なものでした。
京都の、この界隈の食卓にあぶらが登場するようになったのは、明治以降のことです。
あぶらの用途は時とともに移り変わり、貴重品から家庭の調理に欠かせないものとなりました。
当たり前の存在になりすぎて、案外気づかなかった、あぶらのことをもっと知っていただきたい。
そんな思いで、風味や品質を大切にした品々をご用意いたしております。

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お手入れ用あぶら 建築用あぶら オリーブオイル 和のあぶら